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シフトワイヤー調整

Vespaはワイヤー類によってシフトチェンジをしたり、ブレーキ掛けたりしています。(FL1〜2は除く)設計自体が古いですし、ワイヤーやボルトナット類も経年劣化していきます。特にシフトワイヤーは調整を頻繁にする必要があると思います。
今回はシフトワイヤー調整について書きたいと思います。

1.まずエンジン下部のシフトカバーをプラスのドライバーで外します。

2.シフトワイヤーは2本で構成されており、その2本どちらも走行しているとワイヤーが伸びて行くので調整が必要になります。7mmのレンチで外していきますが、ラジオレンチなどで支えながら緩めて行った方が良いと思います。

3.留め具を緩めるだけでOKです。その後、ニュートラルの位置を合わせる必要がありますので写真の様にテープでシフトゲージ部分をニュートラルに合わせて留めておきます。

4.ワイヤーを引っ張って緩みを調整していきますが、インナーワイヤープライヤーと言う道具があった方が作業効率は上がります。Vespaユーザーなら持っておきたい道具です。テンションを維持しながらワイヤー留め具を固定していきます。2本とも両方調整します。気をつけないと行けない点はガチガチのテンションだとシフトしづらくなりますし、故障の原因にもなります。なので余裕を持ったテンションを心掛けてくださいね。

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