Vespaについて
長年にわたり様々なバイクやクルマに乗ってきました。その中でも一生残り乗り続けたいと思ったのが鉄のスクーターVespaです。第二次世界大戦後から作られてきたイタリアンスクーターはスチールモノコックボディ+駆動部まで一体化されたエンジン、そして何よりハンドチェンジによってミッションが変速するというものでした。
現在では排ガス規制などにより4ストローク+AT車にその役目をバトンタッチしていますが、およそ半世紀に渡り世界中で愛さました。
このブログでは取り分け2ストローク車であるVespa PX200FL2に焦点を当てて書いていきたいと思います。2021年時点でもう20年以上前のスクーターをどう維持していくか進めていきたいと考えております。
■現在の仕様
Vespa PX200FL2
BGM BigBox チャンバー
S.I,P FlyWheel 1900g
S.I,P Digital Meter
S.I,P 200ccOverSize Piston
デロルト SI26/26
Pinascoフロントショックアブソバー
Pinascoリアショックアブソバー
S.I.Pフロントディスクブレーキキャリパー
Pinasco合わせTubeless Wheel
日々更新しておりますのでよろしければご覧ください。
■役立ちサイト
S.I.P ドイツを拠点とするスクーターパーツ販売のサイトです。
http://www.sip-scootershop.com/
宇賀神商会さん Vespa Caioなどのスクーターパーツを扱っている良心的なサイトです。
http://ugaga.shop-pro.jp
VESPMOTO オランダのチューナーさんです。200ccエンジンをベースに306ccのエンジン作成しています。
https://www.vespmoto.de/
航空機メーカーであったピアッジオが、第二次世界大戦後の復興期イタリアにおいて民需転換する目的で開発された小型スクーターである。その基本的な設計コンセプトは航空技術者のコラディーノ・ダスカニオ(Corradino D’Ascanio)によるもので、従来のオートバイや既存のスクーターにおける既成概念を破却した、極めてユニークな構造を持っていた。
最初のベスパは1946年に登場した。スチールモノコックボディや、駆動部まで含めて一体化されたスイングユニットのエンジンは、当時としては画期的だった。航空機の胴体に使われるモノコック構造や、タイヤ交換を容易にする前輪の片持ちサスペンション(降着装置と同じ)など航空機メーカーとして蓄積した技術が使われている。初期のベスパは戦後大衆への普及を意図した大衆車であり、後にインド及び東南アジア各国でもライセンス生産され、広く使用されてきた。
1980年のパリ・ダカール・ラリーにはワークス・チームを組んでP200が4台参戦、うち2台が完走を果たしている。(Wikiより)