Vespaをノーマルで乗るのも楽しいですが、自分好みに改良していくのもVespa乗りの醍醐味でもあります。古いスクーターなのでハイチューンを目指すのでは無く安全マージンを取りながら小気味良く走るための改良と考えていただければと思います。
今回は軽量フライホイールの交換です。純正は約2.3kgで交換したのはSIP製の1.8kg。もっと軽いのもありますが、セルが使えなくなるのでこのくらいで良いかな。
交換方法は
1.カバー外します。プラスドライバーでOK
2.フライホイールキャップ外します。
4.19mmのスパナで固定されている中央のナットを外します。(インパクトレンチ奨励)
5.フライホイールプーラー用意。28mmの逆ネジ式のもの。ヤフオクで1200円ほど。
6.交換して逆の手順で組み直します。フライホイール中央のナットトルクは約6〜7kg
写真はフライホイールプーラーを使ってフライホイールを外してる最中のもの。
右が純正、左がSIP社製のフライホイール。
フライホイール側を開けたのでとりあえず清掃します。その後グリスアップ。
こんなところです。
一回りしてきましたが、ツキが良くなっています。特に2〜3速のバンドに入ったときのレスポンスは体感できます。本当ならここから点火時期とかいろいろやればもっとよくなるとは思いますが、春になったら純正ピストンを新調して圧縮を戻してから煮詰めた方が効率が良いのでまた主治医のところに出そうと思っています。