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タイヤ考察

Vespa PX200FL2のタイヤについて書きたいと思います。
私のホイールはチューブレス仕様になっていますので、選択肢が広がります。タイヤサイズは3.00-10〜100/90-10と言ったところです。

いくつかオススメを紹介します。
上の写真はIRC GP-110を履かせた時に撮った物です。釣りに行くため悪路走破が目的でつけてみました。

いくつか紹介しますが、まずVespaはリアが重いスクーターということです。リアエンジンにライダーの重心がリアに掛かりますので、ポルシェ911の様なRRになります。加速時などの安定性は良いと思いますが、フロントがスカスカになりますのでブレーキングなどで怖い思いをするかもしれません。後、リアに約80%の重量負荷が掛かりますので、リアタイヤの消耗はフロントタイヤの約3倍ほどになります。なので小まめなタイヤローテーションをして乗り続けることが必要です。

■オンロードタイヤ

ミシュラン S-1 3.50-10


こちらは色んなタイヤを履かせて来ましたが一番しっくりくるタイヤです。そこそこのグリップがあり、ワインディングなどでは安心して走り抜けることが可能でした。サイドウォールもしっかりしていて、リアキャリア装備+釣り道具を積載しても不安はありません。現在もS-1を履かせていますし、定番タイヤです。

ピレリ PIRELLI SL26 3.50-10

イタリアの老舗メーカーピレリです。過去に履いたことは一度しかありません。摩耗が早かった感じです。SL26はグリップもS-1ほどでは無かったです。イタリアンスクーター=イタリアンタイヤという組み合わせはとても好きですが、タイヤは路面とバイクの間で唯一の接地箇所なので好みよりも安全性を考えた方が良いと考えています。私個人の感想ですので、試して判断されることをオススメします。

ダンロップ D307 3.50-10


ダンロップ D307の良さはコスパとバランスです。リアキャリアを装備しないで走行するには良いタイヤだと思います。グリップもちゃんとしますし僕はS-1の次にオススメするタイヤだと思います。一時期品薄状態にあったS-1の代替タイヤとして履いていました。ちょっとだけ、コーナーでよじれる感覚があったので記述しておきます。タイヤの空気圧などで調整して貰えたら幸いです。

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