昨今の旧車の価格高騰には怖ささえ感じます。本当に適正価格なのか訳が分からなくなっているのが現状です。ただ心底そのクルマやバイクに惚れたのなら勉強して、情報を収集し維持する体制を整えなければと思います。ここでは所有するにあたり準備する項目を紹介したいと思います。
Vespaってどんなバイク?(ここでは2stハンドチェンジモデルについて書きます。)
航空機メーカーであったピアッジオが、第二次世界大戦後の復興期イタリアにおいて民需転換する目的で開発された小型スクーターである。その基本的な設計コンセプトは航空技術者のコラディーノ・ダスカニオ(Corradino D’Ascanio)によるもので、従来のオートバイや既存のスクーターにおける既成概念を破却した、極めてユニークな構造を持っていた。
最初のベスパは1946年に登場した。スチールモノコックボディや、駆動部まで含めて一体化されたスイングユニットのエンジンは、当時としては画期的だった。航空機の胴体に使われるモノコック構造や、タイヤ交換を容易にする前輪の片持ちサスペンション(降着装置と同じ)など航空機メーカーとして蓄積した技術が使われている。初期のベスパは戦後大衆への普及を意図した大衆車であり、後にインド及び東南アジア各国でもライセンス生産され、広く使用されてきた。
1980年のパリ・ダカール・ラリーにはワークス・チームを組んでP200が4台参戦、うち2台が完走を果たしている。(wikiより)
私がVespaを知ったきっかけは両親の影響でした。小学生の頃に買い物で静岡にある松坂屋に行ったとき上層階に輸入バイクの販売スペースが設けてありまして、そこには緑色のP200が展示販売されていたと記憶しています。両親にとっても憧れのスクーターだったようでしばし眺めていました。私が高校生の頃はレーサーレプリカ全盛の頃でVFR400R FZR400 GSX-400Rなどの4stレーサーレプリカを筆頭にNSR250やTZR250など2st車も本当に人気がありました。
当時の私はFZR400に乗っておりまして度々峠にも出かけ楽しんだものでした。平行して初めて所有していたのはVespaP125Xでした。混合給油のVespaでオイル管理難しかったです。初めて乗った印象は「遅い・重い・面倒」。 つづく